学びのノートから

健全な「からだとこころ」 自分らしく輝ける「笑顔」から「正しい幸せ」へ

ストラクチュラル・インテグレーションプラクティショナー

「愛と笑顔」のボリリンです。

いよいよ7月に突入!2018年も折り返しですね。

西日本を中心とした先の大雨は大きな被害をもたらし、自然の力の前に私たちは無力であることを感じざるを得ない出来事となりました。

被災された皆様にお見舞い申し上げますと共に、一刻も早い復旧と平穏な日々が戻ることを心よりお祈りいたします。

全国的に悪天候が続く中、比較的穏やかな名古屋でしたが、7月から新たなチャレンジとして早朝ウォーキングを始めました。(本日で11日経過。毎日継続中!)

途中の公園では人生の先輩方に混じって「ラジオ体操」からの「太極拳」にもチャレンジ中!

ゆったりした動きですが、連続性のある滑らかな動きを意識すると運動量は多くなり、軽く汗がにじみます。こうした清々しい早朝の活動は「カラダとココロ」の統合へ繋がりますね。

さて、今日は7月初投稿のひとりごと。

先月の6/27にプラクティショナー認定から3年を迎えました。

「もう3年?まだ3年?やっと3年?…」

と色々な思いが交錯しますが、それは月末の3周年で綴ることにして…

今回はふと読み返したトレーニングノートから気づいたことについて綴ってみたいと思います。

◎Dr.Rolfの教えを受け取ったトレーニング

○プラクティショナー認定国際トレーニング(ORT-2015)

遡ること3年前(2015年5月〜6月)に参加したプラクティショナー認定国際トレーニング(ORT-2015)

6週間に及ぶトレーニングクラスはストラクチュラル・インテグレーションのベーシック10シリーズを行う上で道標となるレシピを学び、実践の中から探求する機会です。

垂直方向に進化・統合され、重力にサポートされるカラダを見出すための方法がこのレシピ。料理と同じ意味合いで使われる表現ですが、このレシピに従ってセッションを行えば、この重力場で統合されたカラダになってくるという虎の巻でもあります。

「Dr. Rolf said…」から始まるレッスン。

トレーニングクラスでは私の言葉は創始者アイダ・ロルフ博士の言葉として置き換えてね。とのアナウンス。

「口伝」で教授されるこのクラスには教科書はありません。

よって、トレーニングに参加する学生は先生の言葉やデモワークからレシピを受け取ろうと理解した内容を懸命に書き込みます。そのノートは先生から受け取った沢山の言葉に溢れていますが、言葉の振り返りはプラクティショナーとしての理解を深める時間となっております。

数冊に及ぶこのノートはこの道を歩むボリリンの大切な宝物!我ながらよく書いた(描いた)ものですね。

○ロルフⅡ世と呼ばれるニルシー先生

認定国際トレーニング(ORT-2015)のインストラクターはニルシー先生。彼女は1983年に分裂前の組織であるロルフ研究所(RISI)でキャリアがスタート。母国ブラジルでは二人目のプラクティショナーとして認定を受けています。

その後、分離独立したGSIにおいてアイダ・ロルフ博士から直接教師として指名されたインストラクターのアシスタントを長年勤められ、多くのトレーニングクラスに携わった先生でもあります。

古参の先生方には在りし日のアイダ・ロルフ博士に重なるイメージがあったそうで「ロルフⅡ世」と呼ばれていたとのこと。

クラスの仲間は受け取るレシピや言葉、そしてニルシーのあり方から心の深い部分でアイダ・ロルフ博士を感じていたことでしょう。

◎カラダはココロのいれもの

久々にノートをめくり、ふと目に止まったのがこのこの言葉。

「カラダの現実を変えることによって、感情の容器を違うものにできる。すると、新たな容器(カラダ)に感情が合わなくなってゆき、結果として新しい感情(ココロ)になる。」

なるほどな言葉です。

自分を守ろうと頑なに鎧のように固くしているカラダの動きは

「ぎこちなく、呼吸も浅く、窮屈で苦しそう」

私たちは多くの場合、カラダ(ココロ)の状態の反映として「姿勢や呼吸」を選択し「動作やふるまい」として無意識に表れています。

こうしてカラダに存在する筋膜の制限を解放し、垂直方向にカラダが整ったときのココロの変化は

まさにカラダはココロのいれもの」

であることが納得出来ますね。

こうして受け取った言葉の数々はどれも印象深いものですが、それぞれの言葉が今のボリリンのセッションに活きていることを実感する毎日です。

なお、ストラクチュラル・インテグレーションでアプローチするのはあくまで「筋膜」であることを申し添えます。

◎垂直方向に進化統合された人々が創り出す世界

上記の言葉はストラクチュラル・インテグレーションが導く人間の可能性の一つですが、ベーシック10シリーズを受けたカラダは、筋膜があるべき位置に整えられることによって各部位が水平・垂直方向に整い、中心軸が現れます。

その結果、その中心軸が「垂直立」に近づことにより、重力を友とし、垂直方向に進化統合した人間が誕生するとしています。

アイダ・ロルフ博士はこのワークを通じて統合された人々が増え、そうした人々のコミュニティーが創り出す世界に注目していた方でもあります。

その考察の一部が以下の書籍に引用されていますが、この示唆から

「感覚的な体験から思考が生まれる」

というヒントを得たのが日本におけるボディワークの先達、グラバア俊子先生。ボディワークの観点からの「からだから始める」という考え方はこの引用から生まれています。

(参照:新・ボディワークのすすめ グラバア俊子 P220〜P224)

◎おわりに

地球上に存在する約75億の人類からすれば、垂直方向に統合された人々はごく少数派。

しかしながら、プラクティショナー認定から3年の歩みは出会った方々の「統合」に繋がるためのお手伝いであり、アイダ・ロルフ博士が望んでいた世界の実現に微力ながら貢献している自負もあります。

私が学んだGSIのHPには

「このワークに携わることは一生涯継続して学ぶ知的なチャレンジであり、さらに内なる智を高める心身の統合への決意である」

という一節がありますが、

皆様により良いセッションを提供する為に必要な私自身の「統合」に向け、日々の歩みが大切であることを強く感じるボリリンです。

重力を友とすることで発現し、より大きく拓く

「人間の可能性」

こうしたボリリンの地道な発信ですが、これからもその「可能性」に繋がるストラクチュラル・インテグレーションを発信して参ります。

新たな皆様との出会いを楽しみにしております。

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