健全な「からだとこころ」 自分らしく輝ける「笑顔」から「正しい幸せ」へ
ストラクチュラル・インテグレーションプラクティショナー
「愛と笑顔」のボリリンです。
つい先日、新年を迎えたと思いきや気づけば1月も終わり、今日から2月。
厳しい寒さが続く中、セッションルームにお越しのクライアントさまは寒さを乗り越え、自らの選択で足を運んで下さっています。
その意思と行動力に大きな拍手を送ります。
さて、今日のひとりごとは4回目と5回目の深層セッションから感じたことを綴ります。
表出する可能性は輝きに満ちておりました。
◎深層セッションから
○4回目のセッション
4回目から6回目のセッションは骨盤を中心とするシリーズ。
各回に設定された目標をクリアしながら、骨盤に引き込まれている太腿部を解放し、大腿部や骨盤本来の自由な動きを導きます。
先ずは4回目となる内転筋から骨盤底筋群へのアプローチ。
内臓なども含めた私たちのからだを骨盤の底面から支える筋膜(筋肉)はトランポリンのような柔軟性を持つことが健全な状態です。(概ね、自転車のサドルが触れる部分です)
そこに繋がるそれぞれの筋膜(筋肉)が、適切な役割と機能を果たせるようにあるべき位置に整えます。
このセッションを経験されたMさまからは、
・地面との繋がり
・立位の安定感、中心軸の明確さ
・骨盤の自由さと脚の長さ
・お尻(骨盤位置)の高さ
などの身体的な感覚の変化を驚きを持ってお伝え下さいました。
○5回目のセッション
ベーシック10シリーズにおいては、
4回目と5回目のセッションは可能な限り、間隔を詰めての実施をお願いしています。
それは、大地と繋がる足部、脚部からからだの中心部への繋がりを早期に確立したい理由から。セットのセッションといっても過言ではありません。
その5回目は大腰筋へのアプローチ。
お腹を覆う腹筋群の筋膜を解放しながら、骨盤を通り抜け、腰椎と大腿部を繋ぐ大腰筋を解放します。
そのプロセスでは、
・お腹の中から地面との繋がり
・腹部、骨盤の解放感、スペースの体感
・楽で心地よい呼吸
などの身体的な感覚を感じたとのこと。更にはこんな言葉も続きます。
・歩行時に接地した足が長く地面にあって、後ろ足を明確に感じます
・足がメチャ長くなった感じです
・真っ直ぐ脚が出て歩き易く、歩幅が拡がっています
こうした言葉から、筋膜の繋がりはからだ全体に及んでいることを実感します。
喜びと嬉しさに満ち溢れたご様子でしたが、更にはこんな表現も。
・大腰筋へのアプローチを実感しました❗️
身体の知覚が拡がり、ご自身のからだを認識された証でもありますね。
○表出する可能性
深層筋膜へのセッションはからだの中心部に繋がる
とても深いワークです。
4回目の内転筋や骨盤底筋群の付着部は、普段触れられることがないデリケートな部分。
また、5回目の大腰筋は、からだの中心部で上半身と下半身を繋ぐ役割を持ち、
自己の中心としての存在でもあります。
また、こうした深い部分の筋膜には過去の色々な感情や経験が記憶されていることも。
この部分の筋膜制限が解放されると、
長年溜め込まれていた色々なものが解放され、表出することもあります。
もちろんこの体験も人それぞれ。何事もなくスムーズに進まれる方もいます。
クライアントさまは新たなからだと可能性との出会いにワクワクされている姿がとても印象的。
その表情は肌ツヤも良くとても明瞭。内側から輝く凜とした美しさが際立っていました。
セッションルールを去る後ろ姿。
寒風を受けながら颯爽と歩かれる姿はからだの中心から拡がりを感じます。
これもまさにご自身の可能性の現れですね。
それぞれのクライアントさまがご自身の可能性に気づき、目覚める姿はまさに芸術的な美しさに満ちています。
人生はまさにアートですね。
こんな言葉を思い浮かべつつ、自らが満たされてゆくボリリンです。
◎おわりに
ストラクチュラル・インテグレーションにおける3回目までの表層筋膜へのアプローチは、4回目以降(7回目まで)の深層セッションに入る為の準備です。
その準備があってこの深い領域へのセッションが可能になり、より深いセッションを積み重ねてゆくことになりますが、
ご自身の新たな可能性に出会う旅はこれから更に深まってゆくことでしょう。
愛と笑顔のボリリンがナビゲートする今後のセッションを楽しみに。