健全な「からだとこころ」 自分らしく輝ける「笑顔」から「正しい幸せ」へ
ストラクチュラル・インテグレーションプラクティショナー
「愛と笑顔」のボリリンです。
いよいよ11月。朝夕の空気はきりりと冷え込み、秋の気配が深まって来ましたね。
今年も2ヶ月を切りました。時の流れに驚くばかり。
この数ヶ月、身の回り起こる出来事の数々は相変わらずのミラクルな出会い、繋がりが続く日々ですが、
久々のひとりごとでは自ら受けたセッションから拡がった可能性について振り返ります。
◎セッション前から始まる繋がり
・いつものシンクロ…からの再会
「Spinal Therapeutics」などのWS講師として来日されたJonathan Martine氏(以下、John)。来日翌日の朝からセッションの機会を提供下さいました。
※John先生のご紹介(ロルフィングスタジオ380 様 イベントページより)
アメリカ、コロラド州ボルダーで開催された解剖実習ツアーの折、ご自宅に伺って以来、約2年振りの再会!
ワクワクしながら集合場所のカフェに移動中、駅の自由通路で日本のお土産を探すJohnに偶然遭遇!…からの歓喜の抱擁へ。
こんなところにもいつものシンクロが。ボリリンは持ってますね。笑
意外な場所で突然の再会が訪れましたが、そのまま一緒にセッションルームへ。
(集合前の約1時間、駅周辺をウォーキングされたとのこと!)
・セッションルームにて
セッションはロルフィングスタジオ380にて。部屋が涼しくなるまで暫しフリートーク。言葉が出るまでの微妙な間があったり、難解な?私の片言の英語を真摯に聞き取ろうとしてくれるJohn。
彼の誠実さと心の温かさを感じる時間です。
(こうして自分が受け手となることはクライアント様の立場に戻る時間でもありますね。気づくこと。沢山あります!)
彼からセッションを受けるのは3年前の来日以来。
その時は気になっていた首を起こして身体全体が引き上がる感じを出して欲しいとリクエストしましたが、今回は少々、気になる身体の問題があったので、それを含めて今の身体の状態を伝え、今、必要なアプローチをリクエストしました。
◎セッションにて
・セッション前の動きの確認
汗がひいたところで、数日前に突然痛み出した左大腿筋膜張筋付近の痛みを伝え、早速、歩く姿、首や頭の動きを入念に確認します。
私の動きをつぶさに観察する目。
日頃、クライアントさまの動きを観察する私ですが、見られる感覚を久しぶりに全身で感じます。
その立場を感じることで気づくこと。ここにもありました。
続いて、ベッドに仰向けの状態からの四肢や首の動作確認。
左股関節、そして、首と胸郭の制限を見つけたようです。
・大転子から臀筋周辺へのアプローチ
実は私、その部分にはとても繊細な感覚があり、ソフトに触れられるだけでもかなりのインパクトを感じる私なのですが…
Johnのタッチはしっかりとした圧を受け取るものですが、全く違和感はなく、その圧を素直に受け入れながらその瞬間を味わい愛でる私。
しっかりした圧で意図した部分を正確に、そしてダイレクトにアプローチするタッチはジェントルかつ繊細で丁寧な印象です。今まで学び、経験したタッチは十人十色。この道の実践とともにそれを感じ取る感覚が進化していることを改めて感じます。
そして、自分のタッチはどんな感じなのだろう?と想いを馳せる私です。
皆様から頂戴する体験談などから想像するしか術はありませんが、自分のタッチを自ら経験したいものですね。笑
・首から胸郭にかけての解放
首の動きのチェックでは明らかに制限を感じる程の動きの悪さ。その制限を誘発する習慣はすぐに思い浮かびます。
スキーの転倒で頭頸部を強打した過去の怪我の後遺症などもありますが、スマートフォンやパソコンの操作などの日常動作はまさにこの部分の動きに制限を加えています。
仕事柄、人一倍気にしている私でさえこのあり様ですから。
世の中の皆さんにとっては必ずといって良いほど制限を持っていることでしょう。
更にはこの姿勢が日常的になり、鎧のように固めた首の違和感や胸郭の苦しさに「気づいていない」ことが多いのかも知れません。
ある意味、慢性的というか…無意識というか…
まさに現代に蔓延する大きな健康問題ですね。
上記の違和感や制限を解放するJonのワークは、胸郭内の縦隔から心膜へ、そして、内臓を支持する結節部分のアプローチを含みますが、その部分の解放を自らのからだで感じる素晴らしい機会です。
一つ一つのアプローチが学びに溢れています。
・セッション後の変化の感覚
残念ながら今回は私のビフォーアフターの写真はありませんが、自分の感覚として
左右差の解消、アップライトな感覚、足と腕のコーディネーション、胸郭や首回りの制限の解放…
などの変化を実感しています。
セッション全体を振り返ると、
3年前の神経ワークショップ、そして、翌日から始まった「Spinal Therapeutics」で学び、実践したことが随所に取り入れられていたことにも気づきます。
こうして、自らのからだで予習した上で参加したWSでの体験はまた深い学びとなったことをお伝え致します。
◎おわりに
今回は上記の身体変化とともに、プラクティショナーとしてセッションを受けることの大切さを実感する機会となりました。
振り返ると…
人数は少ないながらも、この道で名手と言われる先生方からセッションを受ける機会を得ていますが、それぞれの方のタッチや起きた変化はからだが覚えています。
受け取った学びとともに、こうした自らの体験から自分のワークの中にもエッセンスとして入っていることを願いつつ…
さぁ、今日のセッションでは何が伝わるか。私自身も楽しみです。
またまた余談ですが…
経験上、こうしたセッションの後は何かが起きるんですよね。
今回もやっぱり何かが…起こりました!
それはひとりごとのエントリーにてまとめます。乞うご期待!