プラクティショナーへの道

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プラクティショナーへの道

 

以下、このワークに出会ってからの私自身の体験談です。ここまでの大まかな経過が読み取れます。お時間があればご一読ください。

 

ワークとの出会い

このワークに出会ったのは約10年前。当時、知人を通じて紹介されたプラクティショナーの方にこのワークについてお話をお聞きしたことが始まりでした。

 

たまたま街で出会った友人が「私、こんなワークを受けているの。先生紹介してあげる!」とその場でプラクティショナーの方に連絡。即、セッションルームに足を運び、お話しを伺うという「電光石火」の流れとなりましたが、まさにここからストーリーが始まりました。人生何が起こるかわかりませんね。(笑)

 

この時伺ったお話しと、お借りした書籍に書かれていることがあまりにインパクトが強く、それ以来、このワークの魅力に惹かれ続けることになります。

 

セッションを受けるまでに5年!?

会社員として日々を生活する中、このワークを思い浮かべない日は無いほど気になる存在となっていました。しかし、あまりのインパクトからセッションを受けることに尻込みしていたことや、地方都市に勤務していた関係でその機会に恵まれず、セッションを体験するには5年の月日を必要としました。

 

今思うと、想いこがれたこの「5年」という時間が私自身のこのワークに対する思いを深め、育むには必要だったことを実感しています。(私はただの小心者なので、皆さんは躊躇なくトライしてください。(笑))

 

セッションでの体験

念願の初回セッションで受けたインパクトは今でもはっきりと覚えています。(何があったかは、お会いいした時のお楽しみとしましょう!)そして、10回のセッションで受け取った様々な体験。(期待しすぎて「空振り」したこともありますが(笑)、「その時」、「その後」にそれぞれ感じるものがあり、非常に味わい深い体験となりました。素晴らしいセッションを受けさせて頂き、本当に感謝しています。)

 

この体験を通じて、密にこのワークのプラクティショナーになる決心を固め、現実にするための模索が始まりました。(しかし、この想いはしばらく自分の胸の内に秘めたまま温めることに。身近な人に伝えたのはだいぶ先となりましたが、やはり未知の世界に踏み出そうとする私には反対意見も多く、厳しいご意見も多数頂戴しました。それを含めて多くの人の支えがあって今があります。本当に感謝です。)

 

その後の時間

このワークを学びたい欲求は増すばかり。私自身のライフステージと国内外での養成機関毎の養成トレーニングのタイミングを検討する中、国内で開催されたGSIのトレーニング(ORT-1)にオーディターと参加。

 

その後、継続教育(筋膜リリース講習会:RLJ主催)を受講し、2015の認定トレーニング(ORT-2015)へと繋がりました。(ORTとともにこのワークの基礎を実践の中で学ぶことが出来ました。受講の機会を頂き、感謝しております。)

 

この選択に対しても色々な意見を頂きました。このワークの背景は最初の説明で知ることになり、それを踏まえた上での選択となりましたが、学びは一生です。様々な垣根を越えてこれからも色々な事を学び続け、自分自身の成長とともにクライアントの皆さんへ還元してゆければと思っています。

 

トレーニング参加への決断

このワークを学ぶには、上記の長期トレーニングに参加する必要があり、ライフスタイルの大きな変化を伴う、その「決断」に皆、苦慮します。

 

私もあらゆる選択肢を検討しましたが、結果として、ORT-1のトレーニングには転勤前の長期休暇扱いを認めて頂き、会社員を継続した上で参加出来ることになりました。通常ではこのようなわがままは認められないものですが、会社のご厚意に感謝しております。

 

その時、色々とお世話になった社長から頂いた「孟子」の漢詩。その時はあまり意識することもなかったのですが、その漢詩が伝える意味を後の異動先で味わうことに。その後、復帰した職場では、かつて経験したことのない厳しい就労環境に身を置くことになり、このワークを拠り所とする深い体験を味わうことになりました。(いつの世になっても人間は苦労に苦労を重ねているのですね。)

 

学びの時間

こうして時は過ぎ、職場復帰を果たしましたが、畑違いの会社員がこのワークを学ぶには身体に関する様々な事柄を一から学ぶ必要がありました。そして、多忙な仕事の合間に継続教育のトレーニングに参加し、次期国内トレーニングの参加を念頭に、仲間とともに学びを続けることになりました。

 

週末のトレーニングはいつも仕事を抱えての会場入りでしたが(徹夜明けの新幹線で移動したことも)、このワークの学びとともに、交換セッションで「からだとこころ」が整い、癒され、その時間だけは心が平穏になれました。月曜からはまた日々の現実が待っていましたが、今思うと、こうした時間に身を置くことが「プラクティショナー」を目指す私に必要だったのかもしれません。(今はもう戻りたいとは思いませんが。)

 

トレーニング参加への決断(再び)

長年勤めていたまちづくりの仕事は「公共の福祉としての社会基盤整備」でやりがいもあり、様々な法規制やクライアントからの要望で大変な分、達成感や充実感もありました。しかし、様々なプレッシャーの中、多忙な仕事に追われる毎日。自分の置かれている環境やこれからの展望、本当に自分の人生を生きているのか?など、自問自答する日々が続きました。

 

自分は何を求め、目指しているのか。そこで気づいたのは長年思い続けた「プラクティショナー」への想いでした。「夢」を実現させるにはいよいよ決断の時です!自分の歳を考えても「ここで決断しなかったら、もうこの先、この決断は出来ないだろう。」という気持ちが強くあり、人生の新たな展開を求めるのであれば、「今」しかないと。

 

この決断をするにはあまり時間はかかりませんでした。

 

きっと、考えに考えを重ねた時間があったからこそ、その時を迎えたのでしょう。退社予定の数ヶ月前にこの思いを会社に伝え、多大な迷惑をかけることになりましたが、担当業務の引継等を快く受けてくださった同僚には本当に感謝の念で一杯です。そして、笑顔での円満退社となりました。

 

この仕事を辞める決断をしてからというもの、物事が動き始めた感があり、相変わらず多忙な業務を進めながらも新しい世界が近づいていることを実感する日々を過ごしておりました。

 

ハワイでの体験

退社表明後、何気なく覗いたスマホで見つけた「Route-Five-O」のブログに惹きつけられ、「このツアー面白そう!行ってみたい!」と素直に思う私がそこにいました。そこで詳細を確認したところ、ツアーの理念や内容、開催日程など、参加への条件が見事に揃っておりました。

 

なんという素晴らしいタイミングでこのブログを見つけたのでしょうか!(本当に偶然の出来事です!)

 

人生の新しいスタートに相応しい「グラウンディングツアー」さほど時間をかけずに迷わず申込しておりました。(主催者の方々からしてみれば、「男性唯一の参加者で、この歳での参加」に驚かれたことでしょう。ご迷惑おかけしました。)

 ハワイ島での体験は日常生活から離れ、あの空間でこそ生まれ、体験できる貴重な出来事の連続で、共に過ごした講師陣と参加者との出会いはこれからの私にとって大きなギフトとなりました。

しかも、ツアーが始まる前から起こる数々の奇跡的な出来事が重ったことは本当に鳥肌もので、ツアーでの体験を暗示する素晴らしい出来事となりました。その後、個人的に立ち寄った「マウイ島」で過ごした数日間は、新しいステージに立つ私を「浄化」する時間でもありました。

 

このツアーがあったからこそ、今の「私」があります。人生において「出会うべくして出会う」という意味を深く感じるものとなりました。このハワイ島、マウイ島で過ごした時間、体験は確実に私の中に生きています。セッションの中でもそのエッセンスが感じられるかもしれませんね。

 

ソースポイントセラピー

グラウンディングツアー直前にふらりと立ち寄った書店で目に留まった「ソース」の文字。「根源、源とは何か?」の問いかけが私の中にありました。以前、仲間から聞いた「ソースポイントセラピー」。何か繋がりがあるのでは?との疑問にセッションを体験。不思議な体験を通して、理解を深めたい欲求にかられました。そのタイミングで日本での認定トレーニングの開催を知り、即、申込!(受付前に申込してました。(笑))

 

ソースポイントセラピーはボブ・シュライ氏、ドナ・トムソン氏が開発したエネルギーワークです。ボブはロルファー、ドナはヒーラーのバックボーンを持ち、それぞれの発想を融合し、このワークが完成されました。禅の要素も含まれており、非常にパワフルかつ、根源に繋がる深い世界ながら、実にシンプル。他の療法を包括するものであるため、SIを学んでいる私も多くの恩恵を受けています。ベーシックトレーニングを修了しましたが、包含する世界観に非常に魅力を感じています。SIを探究する中でさらに理解が深まることでしょう。こうご期待!(ちなみにソースポイントセラピーは前述の書籍とは直接関係はありません。「ソース」繋がりですね。(笑))

 

 

 

プラクティショナー養成トレーニング(ORT-2015)

準備の時を経て、共に学んだ仲間たちと再会し、二年越しのトレーニング参加となりました。ここに集った仲間は様々なバックボーンを持ち、それぞれの環境の中でこのトレーニングに参加する為の「決断」をした方々です。

 

その仲間と共に過ごした6週間のトレーニングでは、プラクティショナー、クライアントの両方の立場からベーシック10シリーズを学び、実践することになります。そして、参加者はそれぞれのレベルで大きな変革の時を迎えます。それはとてもハードな体験で、私自身も心身ともに大きな変化を迎えることになりました。

 

そこでは自分自身の在り方から大きく変革するイメージがありました。「もっと自然に、もっと自由に」は私の体験からもクライアントの皆さんにお伝えしたいと思います。(「変化」というよりは、もともと持っていいた「可能性」そのものが表れたということですね。)

 

この道35年のニルス・シルベイラさんから、アイダ・P・ロルフ博士が伝えたこのワークの「概念、哲学」と共に「レシピ」を受け取り、めでたくプラクティショナーとして認定を受けました。

 

SIの理解を深める社交ダンス

転勤を機に、あるキッカケで始めた社交ダンスは悪戦苦闘の連続。筋力トレーニングで闇雲に鍛えたがちがちの身体のダンスはそれはそれはもう見ていられない程、恥ずかしいものでした。(笑いのネタには良いかもしれませんが。)そんな私を暖かく見守って下さった先生の指導方針は、社交ダンスの枠にとらわれない非常に画期的なものですが、SIと通じる部分が非常に多く、レッスンの度に心身ともに様々な気づきを頂いております。

 

そのレッスンと自身が受けたセッションでの変化を受けて、今ではダンスを通して「身体の動き」を感じることが多くなりました。それは「生き方、在り方」を表しているようにも感じています。これからもSIと共にダンスを通した学びが続きますが、双方の学びから得たものをクライアントの皆様にお伝え出来る日が来ることを心から願っています。

 

最後に

よくぞここまでご覧頂きました。本当にありがとうございます。

 

このような経験を経て、これからこの道を歩む私ですfが、こうして、改めて文章として記載してみると、やはり、「この道」に進んで良かったと再認識しております。

 

このような破天荒な私ではございますが、これから出会う皆さんと、どんなセッションが出来るか想像しただけで「笑顔とワクワク」が止まりません。

 

皆さんとの出会いを楽しみにしております。

 

※上記のネタにはご注意を。この話題振られたら、一日中、この話しを聞かされる羽目になりますよ。(笑)

 

 

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