健全な「からだとこころ」 自分らしく輝ける「笑顔」から「正しい幸せ」へ
ストラクチュラル・インテグレーションプラクティショナー
「愛と笑顔」のボリリンです。
先週は西日本に台風21号が上陸し、大きな爪痕を残しました。そして、翌日には北海道胆振東部地震が発生。こうした自然の営みの中で私たちは生きていることを感じざるを得ない出来事が続いています。
そして私事ですが、
「良いこと、悪しきこと」など
こうして日常に起こる出来事は如何なることが起ころうとも、自らのあり方が引き寄せる必然であることを思い知らされることが続いています。
全ての現実は100%自分の責任として、この出来事を受け取り、自らのあり方を見つめ、成長する方向に生かして行きたいと思います。
さて、今日のひとりごとは
体験の記より
前回のエントリーでご紹介したこちらの冊子を久々に読んで感じたことを記したいと思います。
◎冊子「体験の記」とは
こちらの冊子は当時の南山短期大学に在職中のグラバア俊子先生(以下、グラバア先生)が中心となり、約30年前に立ち上げられたロルフィング研究会(以下、研究会)が発行しています。
この会はこのワークの文化が我が国に根ざすきっかけとなった研究会ですが、日本の草創期にセッションを体験された方々の生の声を集めたもの。
一部は手書きによって記されており、文章表現や行間、筆跡やイラストからもセッションで受けた体験の情景が伝わるものでもあります。
この体験の記は研究会の刊行物ですが、Amazonで検索してもヒットしないとても貴重なもの。図の引用など著作権を持つ団体から許可を受けた冊子となっております。
ボリリンはこちらの冊子を研究会の主宰者であるグラバア先生から3年前に直接賜りました。
◎研究会のゲストプラクティショナー
この研究会ではグラバア先生がアメリカ留学中に身体再統合のセッションを受けられたマーク・カフェル氏(以下、カフェル氏)を日本に招聘し、ご自身が通訳となり体験会を開催されています。
カフェル氏は1960年代後半、アイダ・ロルフ博士と出会い、学びを深めます。ロルフィング療法士(ロルファー)の認定は1975年とのこと。
心理学の博士でもあるカフェル氏は後に
シン・インテグレーション
と名付けた身体再統合の技法とご自身が学ばれた心理学を融合させた独自のワークを日本で教授されることになります。
また、体験会には日本で最初のロルフィング療法士(ロルファー)となった幸田 良隆氏(以下、幸田さん)も参加されています。
余談ですが、
私は2014年に幸田さんが主催されたボディワーク基礎講座を受講。2016年に幸田さんが通訳を務めるWSで再会を果たします。
その折のご挨拶ではこんなお話が。
あの頃は丁度、日本に帰国した頃でね。グラバア先生とのご縁のおかげでご飯が食べられていたよ。本当に助けられました。
クラバア先生お元気?よろしくお伝え下さい。
と、懐かしそうに約30年前の当時の思い出を語って下さいました。
◎体験者の声
上記のお二人から受けるセッション体験が記されている冊子ですが、それぞれの方々の思い思いのメッセージが綴られています。
・余りの痛みに涙して受けた方
・姿勢が劇的に変化し、なお変化し続ける方
・心身の変化を観察し、詳細に報告する方
・精神的な気づきから自己実現に繋がる方
などなど
心理学の教授であるグラバア先生の繋がりから、自己探求をより深めたい方がこのお話に繋がったような印象もありますね。
皆さんの体験はこうして自らのからだで受け取る変化から、より自己を見つめ、内なる自分と出会う体験記となっております。
こちらの冊子から数人の方の体験記が新・ボディワークのすすめに出典されていますが、より多くの方の体験記がまとめられています。
詳細は是非、ご自身で読んで感じて頂けたれと思います。ご興味の方はボリリンまでお気軽にお問い合わせ下さい。
◎ボリリンが思うこと
体験記に記載の年齢は概ね30代、40代の女性を中心に短大生やそのご家族、中には50代、60代、身体にハンディを持つ方へのセッションも掲載がありました。
それぞれに色々な気づきや可能性を受け取る姿は喜びに満ちたもの。
この体験から約30年が過ぎた今、それぞれの皆さんはどんな人生を送られたのか。重力を友とし、サポートされて人生を送った皆さんの体験にとても興味があります。
グラバア先生はカフェル氏との出会いが人生の大きなターニングポイントになったと前述の著書に記していますが、垂直方向に整ったからだで過ごしたそれぞれの皆さんの人生がどんなものであったのか。
創始者アイダ・ロルフ博士は、垂直方向に整列した人々やそのコミュニティーが作り出す世の中を夢見ていたと言われています。
約30年後の今、ストラクチュラル・インテグレーションを通して、それぞれの皆さんが垂直方向に整ったからだで迎えるそれぞれの人生において、
体験された方への何がしかの気づきやサポートとして役立っていたのなら、これ以上の喜びはありません。
創始者アイダ・ロルフ博士の教え、思いを受け取り、先達から脈々と受け継がれる繋がりの中、実践を続ける私たち。
垂直立に向かって進化する種
である人類の可能性を拓くこの道にこれからも真摯に励みます。
◎おわりに
ストラクチュラル・インテグレーションを体験された皆さんはそれぞれに垂直立への目覚ましい変化、進化される姿を目の当たりにします。
(変化は目的としておらず、結果的にです…)
そしてこの重力場に生きる私たちへの大きな恩恵と必要性までも感じるようになります。
しかしながら、
この事実は知って頂けなければ存在しないのと一緒。だからこそボリリンはこれからも多くの方にこの素晴らしい情報を発信し続けます!
この情報を受け取って下さった皆様へ
重力にサポートされた楽で自由なからだから、
愛と笑顔の人生に繋がりましょう。