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体験セッション会にて

健全なからだとこころ

自分らしく輝ける笑顔から正しい幸せへ

ストラクチュラル・インテグレーションプラクティショナー

愛と笑顔のボリリンです。

前回のお話からあれよあれよと事が運び、翌週の開催となった体験会。

嬉しいご縁にご縁が繋がるこの流れに…驚きを隠せませんが、エネルギーが引き寄せられる方向に自然に導かれているようでもありますね。

さてさて、どんな体験会となったのでしょうか?

◎ストラクチュラル・インテグレーション体験会

ワクワクの流れからの開催日当日。

お集まりの皆さんからは、

体験セッションをとても楽しみにされていることが、その場の雰囲気からよく伝わります。これだけで喜びの表情が溢れ出すボリリンですが、

ここは緊張感を持って、皆様へのご挨拶。

そして、

ストラクチュラル・インテグレーションとは…

から始まる概要説明へと入ります。

筋膜と重力について

あるべき位置に整う意味

具体のセッションの流れ…など

ワークへの熱い思いは抑えつつ、わかりやすく例えを用いて端的に伝えることを心がけながら、

私の熱い説明にメモを取り、興味深く説明に耳を傾けて下さる皆様。

(今回はワークをご存知の方がお一人。そして、共通の知人がいたりと…ご縁が繋がりますね)

その都度、ご質問にお答えしながら、終始楽しいやりとりが続き、体験への興味が益々、高まっていらっしゃるご様子です。

この体験会の特別なポイントとして、

体験された方の変化の瞬間を皆さんで立会い、シェア出来る機会がありました。

その変化をお仲間と歓談しながらご自身のセッションを待つ流れです。

実は…この体験のわかちあいが大きなエネルギーを生む源泉であると気づきます。

◎体験セッションで感じるそれぞれの変化

今回の体験セッションでは、お一人様約30分の体験枠で進行しましたが、実は通常の体験よりもかなりの駆け足!

限られた時間の中で、それぞれの皆様により良い体験を提供するのもプラクティショナーとして腕の見せ所です!

体験セッションでは、ワークの半分が終わった段階で一度、立ち上がり、ご自身のからだを感じて頂く時間を設けています。

変化したからだと

今までのからだが同居する状態は…

違和感でしかありませんが、敢えてその違いを感じて頂きながら、あるべき位置にからだが整う感覚をリアルに感じる時間を設けています。

セッション前半を終え、立ち上がって感じた不安定な状況から。セッション後半を経て、左右が揃った感覚への変化は…

自分がいるべき、本来の場所に戻って来たよう。

その立ち姿からは、

しっかりと大地に繋がった足部から、垂直方向へ伸びるようなからだの拡がりが見えています。

◎施術後の変化を敏感に感じ取るお仲間の存在

セッションを体験頂いた皆様からは、

・姿勢や呼吸の変化

・大地との繋がり

・楽で自由なからだ…etc

「寛ぎ、安らぎ、安堵、軽やか、嬉しさ、喜び…etc」その瞬間に感じた率直な言葉をお伝え下さいます。

更には、

こちらの体験会の大きな特徴として、

その変化の瞬間を皆さんでシェア出来ること!

お集まりの皆さんの指摘や反応が、見事なまでに本質を捉えていたこと。

時には本人以上に変化を認識し、その変化をわかちあっている姿に感動すると共に、その場に同席した皆さんの洞察力に驚かされました。

ご参加の皆さんの反応から、

体験者の変化は、自分が思っている以上に周りに伝わっていることがわかります。

更には、

皆さんの驚きのリアクションがご自身を表していて、とても興味深く拝見させて頂きました。

そんな皆様の変化を静かに見守る役割の私は、

その気づきの瞬間に立ち会いながら、いつも喜びと幸せを受け取っています。

こうして驚きの体験会は大盛況の内に終了。

この感動を多くの方にシェアしたいと、2週間後に再度、体験会を設定下さるという流れへ…

皆様のエネルギーに益々、感動のボリリンです。

こうして体験セッションでは、

ベーシック10シリーズで受け取る恩恵の一端を感じて頂くものですが、

このように…実は体験だったとしても大きなインパクトを受け取る機会になります。

もちろん、感じ方は人それぞれですが…

クライアント様の心身の心地よさ、本来のポジションを再確認出来る機会にもなることでしょう。

是非、多くの方に受けて頂きたいものですね。

◎おわりに

この奇跡の流れ。なんと5名の方がベーシック10シリーズにチャレンジして下さる流れとなりました。(始めるタイミングを待つ方も含めれば更に増える予定です!)

気のおけない仲間と共に歩む10回のセッション。

体験する皆さんの声とプラクティショナーとして感じたことを回を追ってレポートします。

使命声明文 読んでる?

健全な「からだとこころ」 自分らしく輝ける「笑顔」から「正しい幸せ」へ

ストラクチュラル・インテグレーションプラクティショナー

「愛と笑顔」のボリリンです。

いよいよ9月。

雨模様のスタートでしたが、翌日は爽やかな晴天に恵まれ、酷暑続きだった8月の暑さから穏やかに変化していることを感じます。

そして今日は、台風21号が非常に強い勢力を保ちながら西日本に接近しています。本日は出張セッションの予定でしたが、お越し下さる皆様の安全を考慮し、延期とさせて頂きました。

今後の台風の進路に大きな被害が出ないことを願うばかりです。

さて、今日のひとりごとは

「使命声明文 読んでる?」

この道を歩む上でとても大切な意味をもつこの言葉についてまとめました。

◎偶然の再会

先日、都心に足を運んだ際に偶然、中村 聖一先輩と久々の再会からお話しする機会を得ました。

今日は不思議なご縁を感じる一日でした。先ずは今後の人生に大切で必要不可欠なお話を直感で即決!自分のあり方や行動次第で益々、展開が拡がることを実感します。そんな自分のあり方が人を引き寄せるのでしょうか?その流れは新規セッションのお申し…

横堀 正幸さんの投稿 2018年8月28日火曜日

そこでは近況報告を兼ね、仕事や生活などの多くの話題で盛り上がりましたが、話題に尽きることはありません。

その中でもやはり話題の中心となるのは

ストラクチュラル・インテグレーションに関する話題です。

なんといってもボリリンは聖一先輩との出会いでこの深淵なる世界を知ったのですから。

奇しくも再会の当日、Facebookの「過去の思い出」から3年前の投稿のお知らせが。

3年前の今日、この投稿を発信しておりました。本日の聖一先輩と偶然再会した場所はなんとこの投稿のEmiさんと出会った同じ場所!それぞれが思いがけずのタイミングで訪れたご縁でしたが、これも全てが必然!全ての出会いに感謝です。

横堀 正幸さんの投稿 2018年8月28日火曜日

ご縁を繋いで下さった恩人と同じ場所で聖一先輩と再会する偶然は本当に驚きです。

◎聖一先輩はこの道13年のキャリア

今ではセンションが重なり、数ヶ月先まで予約が取れない多忙な日々を過ごされている聖一先輩ですが、お仕事を始めた13年前の当初は大変なご苦労をされていたとのこと。

今でも世間に知られていないこのワーク。

13年前ともなればさもありなんです。

実は私も共通の知人を介し、大変だった頃のお話しをリアルタイムで知り、この世界で生きる現実の厳しさを受け取っておりました。

あれから時は流れ…

自らもこの世界に入り3年を迎え、こうして聖一先輩のご活躍を間近で拝見出来ることは大いなる励ましと刺激になりますね。

この道で13年のキャリアを重ね、これから大きなチャレンジに挑む聖一先輩ですが、

私なんてまだまだひよっこ

私が学んだエメット・ハッチンズ先生は30年もの間、真摯にこのワークを続けていたのだから。

と謙虚に話される姿に益々シビレます。

この道に真摯に励めば、必ず私たちを見つけてクライアント様がセッションに来てくれるから、 とにかくそれまでがんばれ!

と熱い励ましのメッセージを頂きました。

以前も聖一さんからこの励ましの言葉を頂戴しましたが、このタイミングで受け取るこのメッセージに改めて感じ入るボリリンです。

◎日本におけるこのワークの始まり

ちょっと余談になりますが、

日本におけるこのワークの歴史を遡れば、グラバア俊子先生が南山短期大学で開催されたボディワークのワークショップに辿りつきます。

開催されたのはなんと1987年ですから、既に30年以上も前の出来事です。私の知るところでは、国内でこの文化が知られるキッカケとなったのはこれが最初の機会だったと思われます。

(グラバア俊子先生のように海外で個人的にセッションを受けた方は少なからずいらっしゃったかと思いますが…

上記ワークショップ参加者の貴重な体験談をまとめた冊子をグラバア俊子先生より賜っております。ご興味ある方はボリリンまでご連絡を)

そのワークショップから我が国にこの文化が根ざす流れが始まったように理解しております。

こうしてこの世界に導かれチャレンジされる先輩方のご苦労と、今日の状況を切り開かれた日々の積み重ねがあって今があることを心より感謝申し上げます。

◎使命声明文 読んでる?

この道を真摯に歩む聖一先輩のお話は気づきに満ちた話題ばかり。楽しい時間はあっと言う間に時が過ぎて行きます。

そして、聖一さんから

ところで、

「Guild for Structural Integration(ギルド・フォー・ストラクチュラル・インテグレーション:GSI)」使命声明文読んでる?

との問いかけが。

そういえば…

3年前のHP開設時に読み込んだ記憶がありますが、近頃は暫く遠ざかっておりました。

過去を振り返れば、

会社員時代にはこのページの内容を何度も読み込んで、この道への憧れをより高めていたことを思い出しました。

私にとって心の支えのまさにバイブル!

魂を揺さぶられ、心の深い部分に響くものとして創始者アイダ・ロルフ博士からのメッセージを受けとり、感じ入っておりました。

○GSIの使命声明文(GSIの日本語HPより抜粋)

1.ストラクチュラル・インテグレーションは個人の成長と統合の手段であり、哲学である。

2.縦の線は基本的な考えである。縦の線の肉体的、生理的な体得は、物質界に存在する道であり、それは個人の成長と統合の基礎を形成する。

3.ストラクチュラル・インテグレーションの教えは「レシピ」とよばれる型を通して伝えられる。「レシピ」はアイダ・P・ロルフ博士の教えの伝統、基礎、そして核である。

読む度に深いエネルギーを受け取れますね。

実は前段の解説にも珠玉の言葉が溢れています。更に詳しく読んでみたい方はこちら

続けて聖一先輩は言いました。

苦しい時、俺はこの声明文を何度も読み込んで過ごしたよ。読む度にアイダ・ロルフ博士やエメット先生を感じることが出来るんだ。

この道に繋がれるのは博士に選ばれたから!

それを忘れず、自信を持ってワークを実践し、日々精進して行こう。

と励ましの言葉を頂戴しました。

聖一先輩からのメッセージにシビレまくりのボリリンは気づけば感動の涙に溢れておりました。

◎聖一先輩からのサプライズのプレゼント

こんな話題で盛り上がった久々の再会でしたが、聖一先輩から渡したいものがあるとのお声掛けから、ほど近い都心のセッションルームへ移動。

その道すがら、私が提供するワークを理解し、セッションに足繁く通って下さった心から信頼する仲間とバッタリ再会。

すれ違いざまのホンの一瞬の出来事でしたが、ハートで繋がる体験が待っていました。

この流れからの本当に嬉しい偶然ですね。

そして、セッションルームで手渡された一枚の写真は、なんと創始者アイダ・ロルフ博士の貴重なお写真でした。

なんというサプライズ!

お写真の博士はとても柔和な表情で微笑んでいらっしゃっいます。

私の最初の先生であるニール・パワーズ先生はアイダ・ロルフ博士から教師として使命された先生でもありますが、在りし日の博士は「炎のようなパワフルな女性」だったと聞いております。

そんな言葉もありますが、

この道を歩む私たちを優しい微笑みで見守って下さっていることでしょう。

この貴重なお写真はセッションルームに大切に飾らせて頂いております。

クライアントの皆様におかれましては、素敵な博士の微笑みをセッションルームにてご覧頂けたら幸いです。

このワークを心底愛し、師を敬愛する聖一先輩の心を確かに受け取らせて頂きました。いつもありがとうございます。

◎おわりに

こうした素晴らしいタイミングで出会いと出来事が起こるボリリンは本当に恵まれていますね。この必然のメッセージを受け取りながら日々のセッションに励みます。

そんな流れをボリリンのセッションでご体感下さい。きっと何かを感じることでしょう!

皆様是非、BORIRIN HOUSEへお越し下さい。

お楽しみに。

学びのノートから②

健全な「からだとこころ」 自分らしく輝ける「笑顔」から「正しい幸せ」へ

ストラクチュラル・インテグレーションプラクティショナー

「愛と笑顔」のボリリンです。

酷暑続きの8月も既に中旬を迎えました。

久々に見た入道雲。夏らしい真夏の空ですね。

午後は一転、雷雨を伴う集中豪雨。

交通機関も混乱するほどの荒天に。

雨上がりには久々の涼しさにホッとしましたが、このところの天候はまさに未体験レベル。

振れ幅の大きさが目立つ最近の天候ですが、

こうした自然の変化を認め、受け入れて今を生きる必要があるようです。

さて、今日のひとりごとは先月投稿した学びのノートからの続編です。

書きためて少々寝かせた記事ですが、改めて整理しました。

◎承認欲求

私たちは誰でも人に認められたい承認欲求を持っています。

存在が認められることは本当に嬉しいもの。

特に子供の頃は見てみて!聞いてきいて!

と注意を引く為に周囲によくアピールしたものです。(中には今でもその傾向が強い方々も…笑)

こうして大人になった今でも、存在が認められることで安心してその場に参加し、ご自身の思いや考えを自然に伝えられるようになり、主体的にその場を楽しむことが出来ますからね。

皆さんはどのように感じていらっしゃいますか?

◎傾聴し、認めること

沢山の学びの言葉に溢れるトレーニングノート。

レシピに関する解剖学、生理学などの多くの情報もさることながら、

「相手の声に耳を傾ける」

「多様性を許容する」

「経験や存在、今のあり方を尊重し、認める」

こうした言葉に目が止まりました。自分が大切にしていることの表れなのかも知れませんね。

ちなみにBORIRIN HOUSEでは、

皆さんのからだの

どこが悪い、いけないではなく、

その姿勢や使い方を先ず尊重します。

その上で、レシピに基づいた筋膜へのアプローチにより、垂直方向に進化し、導かれるプロセスを提案します。

そしてその流れは、

重力にサポートされる姿勢やより楽で自由な身体の動かし方が結果として現れます。

セッションにおいても、

その人の存在全てを認めることから信頼関係が始まると信じるボリリンです。

◎一生かけて発現する「垂直立」

また、こんな言葉にも目が止まりました。

セッション後に現れる垂直立は、重力に関連付けられたからだの

重力との適応の結果として表れたもの。

特に10シリーズ終了後は

重力との調和と統合に導かれ、垂直方向に進化しながら多くの恩恵と人生の可能性に繋がります。

そして、究極的な垂直立は統合を繰り返しながら

「一生という長い時間をかけて」

発現し、垂直方向に進化・統合します。まさに私たちは垂直方向に進化する種ですからね。

なお、その垂直立はクライアントさまご自身でしか繋がれません。プラクティショナーが出来るのはそこに繋がるきっかけづくり

垂直方向の進化はご本人の気づき次第です。

◎概念であり哲学である

トレーニングで受け取ったレシピは

伝統、型、教え

として受け継ぎましたが、セッションの方法のみを受け取る場ではありません。

沢山の気づきと共に、とても哲学的な考え方を示唆されることも。

このワーク自体がまさに

「概念であり哲学」なのです。

日々のセッションでの皆さんの変化や気づき目の当たりにしながら、その意味を深く実感。

このストラクチュラル・インテグレーションは、Dr.Rolfからの重力場に存在する私たち人類への大きなギフトです!

◎学び、実践を続けることで見える世界

「黙って5年続けなさい」

創始者アイダ・ロルフ博士が遺した言葉ですが、

5年続けてやっとこのワークがわかってきた!

との先輩方からの言葉をよく耳にします。

そんな言葉を補足するように、ニルシー先生はセッションの実践から

自分のやりかた、スタイルを見つけなさい

との言葉が印象に残ります。

私は認定からやっと3年が経過したところ。

5年のキャリアまでは道半ばですが、これから見える世界はどんな景色が待っているのでしょうか。日々のセッションを真摯に励んで参ります。

◎おわりに

こうしたふりかえりは受け取った学びを再確認する機会。これから益々深い世界に繋がり、学びは一生続きます。

自分の人生を楽で自由に生きるため

のからだの気づき。

姿勢が良くなったり、からだが軽くなったり、美しい所作の発現などの恩恵もさることながら、

その状態に気づけたときに現れる

人生の可能性への視点。

レシピと共にその背景にある概念と哲学があってこそのストラクチュラル・インテグレーションであることを深く感じます。

その人の存在を全て認める

愛と笑顔のボリリンの笑顔の承認

これからもご期待下さい。

重力と仲良くしてますか?

健全な「からだとこころ」 自分らしく輝ける「笑顔」から「正しい幸せ」へ

ストラクチュラル・インテグレーションプラクティショナー

「愛と笑顔」のボリリンです。

7月後半も酷暑が続く名古屋ですが、先日(7/22)はなんと最高気温が39.5℃!

7月の観測史上最高気温とのこと。

セッションルームは冷房で快適な空間ですが、さすがにその日は窓から伝わる熱気から外気温がいつもと違って伝わって来ました。

写真はその日の夕暮れ。20時でも34.2℃の電光掲示にはさすがにクラクラ来ました。

BORIRIN HOUSEにご来所のクライアント様。暑い中お越し頂き、ありがとうございます。

さて、今日のひとりごとは前回のエントリーからの続きです。

どうしたら重力と仲良く出来るのでしょうか?

◎重力のおさらい

世の中の自然法則でもあるこの重力は、地球の中心に向かって働く下向きの力です。

普段なかなか意識しないものですが、確実に、しかも一時も休むことなく働いています

自らの筋力を用い、重力を上回る力を発揮したならば、短い時間ですが自由を手にしたように感じます。

しかしながら、

長い目で見た時には重力に抗うことがいかに難しく、勝ち目のない抵抗です。

では、私たちのからだがこの重力に対してどんな状態だったら効率的で楽な状態なのでしょうか。

◎重力と仲良くなるためのポジション

・耳(外耳道の中点)

・肩(上腕骨頭)

・股関節(大腿骨頭)

・膝

・足関節(外踝)

これらのからだの指標となる各部位を垂直方向に存在するライン(垂直線)に対して整列させることなのです。

しかも、この状態はからだの各部位の水平軸も同時に整うことでからだの中心軸が明確となり、垂直に立つことが実現しています。

図にするとこんなイメージです。

◎周りの人の姿勢を見ると…

さて、そんな考え方を理解した上で、皆さんの周りの人を見てみましょう。

人の姿勢はその人のイメージに大きく影響を及ぼすものですが、皆さんの目に映る方々はいかがでしょうか?

私たち人間は二足直立歩行という進化を遂げていますが、街行く人々の姿を見れば本当に様々な姿、形、動きをしています。

知り合いの方を遠くから見かけた時でもシルエットを見ただけで「○○さん!」と判断できる人もいますね。それ位、それぞれの姿勢に特徴を持っています。

この二本の足で立つことで現れる姿勢は、

その人が示す重力への適応の結果であり、全体のバランスや骨格の位置関係がその適応の度合いを示しています。

残念ながら、上記で示したからだを維持している方は少数派

こうして多数を占めるランダム⁈な姿勢の皆さんは、重力が常に作用する観点から、からだに自ら大きな負荷をかけて生活しているとも言えるかもしれません。

◎垂直にからだが整列すると何が起こるの、そして、どんな利点があるの?

○骨格のバランスで立つことができる

私たちのからだを支え、容器としてのスペースを作ってくれている骨格は二本の脚で立つ為に必要な構造を持っています。

それはバランスされ、非常に理にかなったもの。それは垂直に立てた時に現れ、機能します。

しかし、

この垂直方向のラインから外れた時重力は容赦なく下向きの力を加え、からだに負荷がかかり、バランスが乱れます

からだはとても賢いので、そのバランスを補おうと筋肉自体の緊張や筋膜などの結合組織を被厚、拘縮させてなんとかしようとします。

そして、

それが肩こりや腰痛として現れる局所的な緊張であったり、より広範囲に歪みとして現れて身体全体の繋がりやバランスが乱れ、からだへの大きな負担に繋がりやすくなります。

○重力から上向きの力を得れる

冒頭にも触れましたが、重力は地球の中心に向かって下向きに働く力です。

これは地球上の自然法則に則った紛れもない事実ですが、上記に示すポジションにからだが整列した場合、

中心を通過した重力が地面からの反力として上向きの力が戻ってきます

それが実現するのは、

土台となる足部の構造化から始まり、からだの各部位の水平性と中心軸が現れ、垂直方向のラインと中心軸が一致した時に現れます。

反力の例えは、ピンポン玉を地面に落として跳ね返るイメージでしょうか。

この上向きの力が得れるのは統合されたからだという条件がつきますが、その統合についてはまた別のエントリーでお話しすることにします。

こうして重力のサポートを得るとともに、効率的な動きにも繋がり、普段の生活がより楽で自由なものになります。

そして、そこに現れる姿勢は

作るものではなく、成ってゆくもの

として感じることになるでしょう。(リンクは体感されたクライアントさまのご感想です)

◎良い姿勢は維持できるの?

ちまたには多くの姿勢矯正のグッツやエクササイズ等の情報がありますね。これらのものを利用して意識的にその姿勢に変えてみるのも一つの方法だと思います。

しかしながら、その時は良くなったとしても、効果が一時的なものであったなら単なる気休めでしかありません。

そして、その姿勢を作ることを意識しなくてはいけないのなら、継続的な変化は難しいことでしょう。

だって皆さん!今まで姿勢を意識して治ったことありますか?

三歩歩けば忘れるのが人間です。笑

そこで知っていて頂きたいのはこちらの言葉。

「姿勢を形作るのは筋膜である」

と創始者アイダ・ロルフ博士は伝えています。

ストラクチュラル・インテグレーションで筋膜をあるべき位置に整えたからだは、そのポジションが一番心地よく楽で自由であることを体感として理解します。

その楽で自由なポジションを私たちのからだは自然に求めます。

それが、先程ご説明した垂直に立つことで現れるのです。

そして、そのポジションに導かれるプロセスにおいて、今まで行っていた動きの習慣も変化し、結果的により良い効率的な動きに繋がって行きます。

こうして、あるべき位置に筋膜を整えることで、

重力のサポートを得て、私たちが本来持っている健全で健康な状態が発現することは理解出来ますね。

これはこのワークで導く教育的な側面でもあります。

◎おわりに

こうして垂直に立てるようになったからだは重力を友として仲良く過ごす人生となります。勝てる訳ない相手ですから、一生の友とした方がいいですよね。

そんなからだは大きな可能性に満ちていますからね。

あれこれと書きましたがボリリンが伝えたいのはこちらなので、別のエントリーにてまた改めて。

さあ、皆さんも重力にサポートされた人生を共に楽しみましょう!

そんな皆さんをひとりでも多く増やしたいと切に願うボリリンです。

学びのノートから

健全な「からだとこころ」 自分らしく輝ける「笑顔」から「正しい幸せ」へ

ストラクチュラル・インテグレーションプラクティショナー

「愛と笑顔」のボリリンです。

いよいよ7月に突入!2018年も折り返しですね。

西日本を中心とした先の大雨は大きな被害をもたらし、自然の力の前に私たちは無力であることを感じざるを得ない出来事となりました。

被災された皆様にお見舞い申し上げますと共に、一刻も早い復旧と平穏な日々が戻ることを心よりお祈りいたします。

全国的に悪天候が続く中、比較的穏やかな名古屋でしたが、7月から新たなチャレンジとして早朝ウォーキングを始めました。(本日で11日経過。毎日継続中!)

途中の公園では人生の先輩方に混じって「ラジオ体操」からの「太極拳」にもチャレンジ中!

ゆったりした動きですが、連続性のある滑らかな動きを意識すると運動量は多くなり、軽く汗がにじみます。こうした清々しい早朝の活動は「カラダとココロ」の統合へ繋がりますね。

さて、今日は7月初投稿のひとりごと。

先月の6/27にプラクティショナー認定から3年を迎えました。

「もう3年?まだ3年?やっと3年?…」

と色々な思いが交錯しますが、それは月末の3周年で綴ることにして…

今回はふと読み返したトレーニングノートから気づいたことについて綴ってみたいと思います。

◎Dr.Rolfの教えを受け取ったトレーニング

○プラクティショナー認定国際トレーニング(ORT-2015)

遡ること3年前(2015年5月〜6月)に参加したプラクティショナー認定国際トレーニング(ORT-2015)

6週間に及ぶトレーニングクラスはストラクチュラル・インテグレーションのベーシック10シリーズを行う上で道標となるレシピを学び、実践の中から探求する機会です。

垂直方向に進化・統合され、重力にサポートされるカラダを見出すための方法がこのレシピ。料理と同じ意味合いで使われる表現ですが、このレシピに従ってセッションを行えば、この重力場で統合されたカラダになってくるという虎の巻でもあります。

「Dr. Rolf said…」から始まるレッスン。

トレーニングクラスでは私の言葉は創始者アイダ・ロルフ博士の言葉として置き換えてね。とのアナウンス。

「口伝」で教授されるこのクラスには教科書はありません。

よって、トレーニングに参加する学生は先生の言葉やデモワークからレシピを受け取ろうと理解した内容を懸命に書き込みます。そのノートは先生から受け取った沢山の言葉に溢れていますが、言葉の振り返りはプラクティショナーとしての理解を深める時間となっております。

数冊に及ぶこのノートはこの道を歩むボリリンの大切な宝物!我ながらよく書いた(描いた)ものですね。

○ロルフⅡ世と呼ばれるニルシー先生

認定国際トレーニング(ORT-2015)のインストラクターはニルシー先生。彼女は1983年に分裂前の組織であるロルフ研究所(RISI)でキャリアがスタート。母国ブラジルでは二人目のプラクティショナーとして認定を受けています。

その後、分離独立したGSIにおいてアイダ・ロルフ博士から直接教師として指名されたインストラクターのアシスタントを長年勤められ、多くのトレーニングクラスに携わった先生でもあります。

古参の先生方には在りし日のアイダ・ロルフ博士に重なるイメージがあったそうで「ロルフⅡ世」と呼ばれていたとのこと。

クラスの仲間は受け取るレシピや言葉、そしてニルシーのあり方から心の深い部分でアイダ・ロルフ博士を感じていたことでしょう。

◎カラダはココロのいれもの

久々にノートをめくり、ふと目に止まったのがこのこの言葉。

「カラダの現実を変えることによって、感情の容器を違うものにできる。すると、新たな容器(カラダ)に感情が合わなくなってゆき、結果として新しい感情(ココロ)になる。」

なるほどな言葉です。

自分を守ろうと頑なに鎧のように固くしているカラダの動きは

「ぎこちなく、呼吸も浅く、窮屈で苦しそう」

私たちは多くの場合、カラダ(ココロ)の状態の反映として「姿勢や呼吸」を選択し「動作やふるまい」として無意識に表れています。

こうしてカラダに存在する筋膜の制限を解放し、垂直方向にカラダが整ったときのココロの変化は

まさにカラダはココロのいれもの」

であることが納得出来ますね。

こうして受け取った言葉の数々はどれも印象深いものですが、それぞれの言葉が今のボリリンのセッションに活きていることを実感する毎日です。

なお、ストラクチュラル・インテグレーションでアプローチするのはあくまで「筋膜」であることを申し添えます。

◎垂直方向に進化統合された人々が創り出す世界

上記の言葉はストラクチュラル・インテグレーションが導く人間の可能性の一つですが、ベーシック10シリーズを受けたカラダは、筋膜があるべき位置に整えられることによって各部位が水平・垂直方向に整い、中心軸が現れます。

その結果、その中心軸が「垂直立」に近づことにより、重力を友とし、垂直方向に進化統合した人間が誕生するとしています。

アイダ・ロルフ博士はこのワークを通じて統合された人々が増え、そうした人々のコミュニティーが創り出す世界に注目していた方でもあります。

その考察の一部が以下の書籍に引用されていますが、この示唆から

「感覚的な体験から思考が生まれる」

というヒントを得たのが日本におけるボディワークの先達、グラバア俊子先生。ボディワークの観点からの「からだから始める」という考え方はこの引用から生まれています。

(参照:新・ボディワークのすすめ グラバア俊子 P220〜P224)

◎おわりに

地球上に存在する約75億の人類からすれば、垂直方向に統合された人々はごく少数派。

しかしながら、プラクティショナー認定から3年の歩みは出会った方々の「統合」に繋がるためのお手伝いであり、アイダ・ロルフ博士が望んでいた世界の実現に微力ながら貢献している自負もあります。

私が学んだGSIのHPには

「このワークに携わることは一生涯継続して学ぶ知的なチャレンジであり、さらに内なる智を高める心身の統合への決意である」

という一節がありますが、

皆様により良いセッションを提供する為に必要な私自身の「統合」に向け、日々の歩みが大切であることを強く感じるボリリンです。

重力を友とすることで発現し、より大きく拓く

「人間の可能性」

こうしたボリリンの地道な発信ですが、これからもその「可能性」に繋がるストラクチュラル・インテグレーションを発信して参ります。

新たな皆様との出会いを楽しみにしております。

再びの10シリーズ

健全な「からだとこころ」 自分らしく輝ける「笑顔」から「正しい幸せ」へ

ストラクチュラル・インテグレーションプラクティショナー

「愛と笑顔」のボリリンです。

年明けから本格的な寒波が続き、最低気温が氷点下を記録する毎日ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

年間を通じてもこの「一月」が一番寒い実感がありますが、外出時のお日様は徐々にエネルギーが高まり、暖かな日差しを届けてくれています。

そして、硬く結んだ木々の芽もだいぶ大きくなり、じっと「春」を待つ姿に自然の逞しさを感じます。

さて、今日は先日、お越し頂いたクライアント様とのやりとりで感じたことを綴ってみます。

◎セッション前のヒアリング

昨年末にベーシック10シリーズへのチャレンジを表明して下さったクライアント様が先日、初めてのセッションにお越し下さいました。

アンケートフォームのご質問に回答頂きながら「今」のご自身の状況をヒアリング。

今回は二回目のトライとなりますが、前回は「肩の痛み」がきっかけだったことやその時のセンセーショナルな記憶が思い出されたようです。

「ヨガやピラティス、クラシックバレエ」などを日常的にトライされるアクティブな方ですが、突然の腰痛の発症からこのワークの有効性を思い出してのご連絡だったとのこと。

そして、このセッションに期待することは今年のご自身のテーマである「脱皮」

このワークでどんなお手伝いができるでしょうか。これからのセッションが楽しみですね。

◎セッションにて

数年ぶりのセッションはとても「ワクワク」しているとのお話でしたが、ファーストセッションは「胸郭」や「大腿部」へのアプローチ。

触れた瞬間から(触れる前からかも)私の手を受け入れてくださることがわかます。

そして「筋膜」の変化は驚きの早さ!

ワークを経験された方の特徴でもありますが、

「あるべき位置」を知っている「筋膜」は心地よいポジションを「からだ」がちゃんと理解されていますね。

ご自身の「呼吸」や「からだ」を感じながら、

「会話」そして静寂の中「無言」で「今」感じるからだの喜びを表現して下さいました。

セッションの中でしきりに「楽しい」と笑顔で喜びの言葉を伝えて下さったクライアント様。

そんな喜びの言葉にボリリンも益々「笑顔」の楽しい会話のセッションとなっておりました。

お互いを尊重しながら進むセッションはまさに二人で奏でる「セッション」ですね。

◎セッション後の変化

「胸郭」の解放による呼吸の心地よさ。「骨盤から脚」にかけての自由な動き。

そして、セッションが終わって見える「立ち姿や座位」の「中心軸」の美しさ

「ストラクチュラル・インテグレーション」が実現する「可能性の芸術」そして、二回目の10シリーズで見えるクライアント様の「可能性」を垣間見た瞬間でした。

この変化が自然と「なってくる」ことに改めて驚かれたご様子。

意識がない中で、あるべき位置に「自然に」導かれていることを実感して下さいました。

私たちはそのポジションが「重力」にサポートされ、一番「楽」でいられますからね。

そう!この「ストラクチュラル・インテグレーション」はそんなワークなのです。

◎BORIRIN HOUSEの印象

セッション後、クライアント様からはこんなメッセージを頂きました。

ぼりさん🌟
今日はありがとうございました。

仕事柄、各地で西行が作った庵を見ましたが、ぼりりんはうすは、もしかしたらその境地に近いのではないかと感じました。
無駄なものが一切なく、ただ、修行をする場。
削ぎ落とせるマックスまで削ぎ落とし、自らをその仕事に没するような。

あれから、眠くて眠くて仕方がありません(笑)
なーんにもしたくなくて、眠りたい気分です。

シンプルなセッションルームの「BORIRIN HOUSE」ですが、なるほどの表現ですね。

「健全」を導くソースポイントセラピーではまさにこんなイメージでワークを表現します。

 

 

 

 

 

これは究極的な表現なのですが、このイメージやアートにとても共感するボリリンです。

「BORIRIN HOUSE」では「ストラクチュラル・インテグレーション」でも「ソースポイントセラピー®」で導く「健全」に繋がります。

セッションルームもそんな世界観を自然と表現しているのかもしれませんね。

◎おわりに

二回目の10シリーズは喜びに満ちたスタートとなりましたが、寒さの中で始まった「10回の歩み」は心地よい「春」から「夏」にかけてのチャレンジとなります。

多忙なお仕事のクライアント様ですが、ご自身の「からだとこころ」に向き合いながら新たなご自身への「脱皮」をサポートします。

もう少し冬の寒さが続きますが、季節は巡り、やがて春が訪れます。これからのスタートは心地よい春を迎えるための準備にもなりますね。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

10回を満たすこと

健全な「からだとこころ」 自分らしく輝ける「笑顔」から「正しい幸せ」へ

ストラクチュラル・インテグレーションプラクティショナー

「愛と笑顔」のボリリンです。

寒さ厳しき日々が続く12月下旬。

クリスマスも近づき、街中のイルミネーションや飾られたツリーなどから一層華やいだ雰囲気がこの季節を感じせてくれますね。

今月の「BORIRIN HOUSE」は今年中に10回の歩みを終えたい方々の「統合セッション」が続きました。

それぞれに素晴らしい「統合」を果たされ、重力のサポートを得たからだを手に入れたクライアント様を見送った日々。

今日はそんなセッションの中で感じたことを綴ってみます。

◎統合までの道のり

統合セッションまでの道のりは7回の「分化」のプロセスを必要とします。

今あるからだ(筋膜)の繋がりを一度、バラバラにリセットすることになりますが、(比喩的なイメージですが…)

そのプロセスはアンバランスの中のバランスを保っている状態。

それをリセットするのですから、クライアント様にとってはそれはそれはとても不安定な状態なのです。

その不安定さからか、中にはその期間にプロセスの歩みを中断してしまう方も。

ボリリンはその中断が起きないようなフォローをしていますが、それを選ぶのもクライアント様ご自身の選択なのです。

ものの例えで

「馬を水飲み場まで連れてはいけるが、水を飲むのはその馬が決めること」

まさに同じことのように感じます。

 

◎中断からのセッション満了

セッションが進んでからの中断はそんな不安定な状態で日常を過ごさなくてはいけない状況になりますが、先日は長い中断を経て、再びセッションの歩みを再開下さったクライアント様が10回の歩みを終えられました。

中断からのセッションは、その間にあったアクシデントによる難しさもありましたが、積み重ねて下さった回までの重力のサポートは発現しており、恩恵は残っているもの。

その後のセッションで垣間見た「重力とからだの関係性」がより整っていく様から、このワークの持つ大きな可能性を感じ、深く学ぶ機会となりました。

 

◎クライアント様のご感想

ご自身の中で「からだとこころ」の長い葛藤があったとのことを後日談としてお話下さいましたが、中断期間にも常にセッションのことは頭にあったとのこと。

そのクライアント様が10回セッションが終わった直後に感じたことは、

リラックスしているが「堂々と立っている」感覚があるとのこと。

そして、ボリさんが伝えられた「重力のサポート」がどんなものなのかが実感出来たとのこと。

私は色々なバランスが崩れてセッションを受けられなかった事実はありますが、やはり早く受ければ違っていたのかも。この経験を知人にもアドバイスします。

との言葉をお伝え下さいました。

更に続けて、「セッションを続けて受けた時の変化を感じてみたくなりました」とのお言葉も添えて下さいました。

◎おわりに

プラクティショナーとしては10回が前提であることをあたりまえのようにお話しますが、10回の歩みを続けることは本当に大変なこと。

自分自身との約束を果たすことにも繋がるこの「選択と行動」。

それも理解した上でボリリンはこのワークが導く恩恵を皆さんにお伝えしています。

ストラクチュラル・インテグレーションの10回の歩みを経て見える世界。

そしてそこで感じ、拡がる世界があること。

そんなことをお伝えする役割を自覚するボリリンです。

皆様が楽しく素敵なクリスマスを迎えられますように。ハッピーメリークリスマス!

統合に向かって

健全な「からだとこころ」 自分らしく輝ける「笑顔」から「正しい幸せ」へ

ストラクチュラル・インテグレーションプラクティショナー

「愛と笑顔」のボリリンです。

いよいよ師走!今年も一ヶ月を切りましたが、今年一年の「ふりかえり」を行う時期ですね。

ちょっと早めですが、皆さんはどんな一年をお過ごしでしたか?

今年の締めくくり、そして、来る2018年への抱負をイメージしつつ、あっと言う間に過ぎ去る「師走」を充実して過ごしたいものですね。

前回のエントリーは「自ら気づくこと」でしたが、その後に続くセッションではクライアント様ご自身がより深く気づかれる姿を目にすることになりました。

今日は統合に向かうことについて綴ってみます。

◎統合に向けたサイン

季節柄、この時期は今年中(2017年)に10回のセッションを終え、新たな「からだとこころ」で新年を迎えたい方が足を運んで下さっています。

その流れから8回目以降の「統合セッション」の頻度が高いBORIRIN HOUSEです。

各セッションを積み重ねることで「垂直立」を実現し、重力のサポートとそこから拡がる人生の可能性をより実感する「統合セッション」。

7回までのセッションで分化した筋膜の各部位や上下方向の「繋がり」、からだ全体の動きの「調和」や「しなやかさ、佇まいの美しさ、存在感 等々」などの「統合」のサインが現れます。

また、皆さんの見せて下さる「表情、仕草、言葉、雰囲気」などの変化はクライアント様の「あり方」にまで及んでいるよう。

その証として、クライアント様の職場や周りの皆さんからかけられる言葉からご自身の変化を受け取るようになるとのお話をお聞きします。

その姿は「アート」と呼べる芸術的な感覚に通じます。まさに「可能性の芸術」ですね。(この瞬間を垣間見るのがボリリンの至福の喜びです)

◎統合での気づき

分化した「からだ」をまとめ、統合するこの段階に来るとクライアント様の「気づき」が格段に向上するように感じます。

その「気づき」は生活の中のあらゆる部分に現れ、それを感じた体験談をメールでお伝え下さる方、セッションの中で起こった感覚をご自身の表現でお伝え下さる方、そして、それをセッション中に感じてお伝え下さる方も。

より自由で楽になったからだを統合させる段階になると、まとまりのある「からだとこころ」の調和を体験することになります。

時にはご自身の琴線に触れ、より深く内面と向き合う時間になることになりますが、そんな時はこころの深い部分で「何か」を気づかれたのでしょう。

それはセッションを重ねたからこそ自分自身で「気づける」もの。

ボリリンはそれに触れず、そっと静かに見守っています。

セッション後の「ふりかえり」や退出時にみせて下さる表情は澄み切った空のよう。本当に美しく輝いているお姿ですね。

◎ボリリンの役割

ボリリンが提供するは「ストラクチュラル・インテグレーション」のベーシック10シリーズ。

筋膜をあるべき位置に整え、垂直立をより実現することで重力のサポートを得る「からだ」へのアプローチですが、

上記のようなクライアント様のお姿や寄せて下さる声から、私がこのワークを実践することはこうした「気づく力」に繋げる「きっかけづくり」の一面も持っています。

だからこそ「痛みを緩和する、からだを治す、姿勢を改善する」といったことよりも、人生の「可能性」を拡げる側面としての「ストラクチュラル・インテグレーション」に興味を持ったボリリンです。

(といっても、このワークの恩恵は結果的にこれらの問題解決に繋がっていることが多くあります。これらも「可能性」のひとつですからね)

◎おわりに

「垂直に立つことに向かって進化を続ける種」である私たち。

今日もクライアント様の素晴らしい「統合」に立ち会えて、感無量のボリリンです。

今月は更に多くの統合に出会います。そのレポートはまた改めて。

さあ、皆さんはどんな「気づき」に出会いますか。

来る2018年に向け「BORIRIN HOUSE」でご自身の「からだとこころ」に向き合ってみませんか。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

自ら気づくこと

健全な「からだとこころ」 自分らしく輝ける「笑顔」から「正しい幸せ」へ

ストラクチュラル・インテグレーションプラクティショナー

「愛と笑顔」のボリリンです。

気づけば11月下旬。街路樹の落葉もだいぶ進み、秋の陽射の傾きから冬が近いことを感じます。2017年の残された日々を意識する今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。

このところご来所下さるクライアントの皆さんの「気づくこと」から感じることを綴ってみました。

◎セッションにて

ボリリンが提供している「ストラクチュラル・インテグレーション」のベーシック10シリーズ

10回のセッションを通して「筋膜」をあるべき位置に整えながら「垂直立」が導く「可能性」へのチャレンジが続きます。

「筋膜」へのアプローチからクライアント様のからだに起きる「動き」や身体の各部位の「可動域」「質感」などの変化を感じることになりますが、それは局所的なものから全体的な繋がりにまで及びます。

(重力への適応として起こったこれらの「変化」を各回のセッションで設定する「目標」と重ねつつ、動きだけなく、何気ない姿勢や仕草、表情、そして雰囲気などからも変化を確認しています。)

そして、クライアント様はご自身の今の「からだ」に向き合うことになります。

決して難しいことをしている訳ではありませんが、こうした自分自身を感じる「ふりかえり」は日常生活ではなかなか行わないもの。

ご自身の「からだ」にフォーカスするのは体調を崩した時位なのかも…。失うことで「気づく」ことになるのでしょう

(より良い状態を失っていることに気づけないことも問題なのですが…)

◎まずは「からだ」から

普段、体調などを崩さない限り、ご自身のからだにフォーカスすることは少ない私たち。

セッションの中ではご自身の「からだ」の状況を感じて頂くことを大切にしていますが、その時間はクライアント様にとって今の「からだ」を感じる貴重な時間となっています。

その時に感じることをすぐさま「言葉」で表現下さる方、その味わいを噛み締めてご自身の「内側」で感じている方、その感覚を味わいながら心地よい「夢」の世界に誘われる方、などなど。

それぞれの反応がありますが、共通するのは「今」起こっている「からだ」に目を向けていること。

中には感じることに不慣れな方もいらっしゃいますが、そんな方ほどその後に出会うご自身のからだの「変化」に気づいた時の驚きの表情が印象的です。

このワークはご自身の「からだ」を感じることで「今」起こっていることに「気づく」ことを大切にしています。

◎からだを感じた先の「気づき」

前述の「からだ」を感じることは「今」その瞬間に起こっていることに注意を向けることになりますが、その習慣はセッションが終わった後もご自身を感じるキッカケになっているようです。

こうしてご自身の「からだ」に注意が向くようになれば、ご自身が持っている感覚器官からより多くの情報を受け取ることになり、「今」を生きていることを更に実感することになるでしょう。

なお、メール等で今のからだの状況を報告下さるクライアント様には、ボリリンが感じたことを返信しております。

(注意:このやりとりをボリリンはとても大切にしています。メッセージを下さった方限定!お気軽にご連絡ください。倍返しのメッセージが届きます。笑)

その習慣はご自身の「からだ」の変化にとどまらず「こころ」の変化に気づくことにも繋がるようです。

先日もあるクライアント様とのやりとりの中で、

「自分を認められていないこと」「自分の得意なこと」などの今の「あり方」に気づきました。

との報告が。そして更には、

「マインドを高める、スピリットに従う、そういった情報が溢れる世の中で、結果が出ない人が多いのは、身体を変えるのが大変だからなのかなーと思います。価値あるお仕事ですね!」

とのコメントを頂きました。

ご自身の「あり方」に繋がるなかなか深い「気づき」ですが、「からだ」を整える重要性を感じ取られていることが伝わるコメントですね。

これも「重力」にサポートされ「垂直立」に導かれるプロセスの中、「からだ」から感じることでご自身が気づいた「あり方」といえますね。

この「気づき」の旅に終わりはありませんが、気づきが気づきを呼び、更なる気づきに繋がる。素晴らしい連鎖です。

まさにご自身の「可能性」を拓くことに繋がる出来事ですね。

クライアント様のこれからの成長が素晴らしいものでありますように。更なる成長を心から願っております。

◎おわりに

「ストラクチュラル・インテグレーション」が導く10回の歩みは、ご自身の心身の成長に大きく寄与するものですが、こうしたクライアント様の「気づき」は紛れもなくご自身が得たもの。

このワークで導かれる「垂直立」「重力」のサポートがもたらす恩恵の一つでもありますが、素晴らしくプログラムされていることを改めて実感します。

ボリリンがナビゲートする「ストラクチュラル・インテグレーション」。

皆さんも是非トライしてみてはいかがでしょうか。

こんな素晴らしい「気づき」に繋がるお手伝いが益々楽しみなボリリンです。

出張セッション

健全な「からだとこころ」 自分らしく輝ける「笑顔」から「正しい幸せ」へ

ストラクチュラル・インテグレーションプラクティショナー

「愛と笑顔」のボリリンです。

気づけば9月も下旬で季節はすっかり「秋」

今日の名古屋はこんな清々しい空が広がっています。

こんなお天気には外出したくなりますが、今日は月に数回行っている「出張セッション」についてご紹介します。

◎裏メニュー⁉︎の「出張セッション」
ボリリンは名古屋市内の「BORIRIN HOUSE」を拠点にセッションを提供していますが、特別な事情や配慮が必要な場合にクライアント様とご相談の上、「出張セッション」をお受けしています。

開催実績は愛知県内や東京都内、実家のある群馬県高崎市。

あっ!そうそう。アメリカのシアトルでもありました。

◎始めた理由
ボリリンの提供するストラクチュラ・インテグレーションのセッションを希望されても地理的な問題などで名古屋の「BORIRIN HOUSE」に通うことが叶わない方が少なからずいらっしゃいます。

それならば、ボリリンが出向くことがセッションを受ける機会の拡大に繋がるなならばとの思いや出身地にこのワークの文化を伝えたい思いから帰省時を利用してセッションを提供しています。

思い返せば私自身もそれを実感しているひとり。

このワークに出会った10年前は大きな都市(東京、大阪、名古屋)にしかプラクティショナーはおらず、このワークに巡り合うチャンスは限られておりました。

先日、グラバア先生から先生がセッションを受けたマーク・カフェル博士もよく「出張セッション」をされていたとのお話しを伺いましたが、プラクティショナーがこのワークに触れる機会を作ることも使命に感じるボリリンです。

◎セッションのはじめに
ボリリンのセッションでは先ず、前回のセッション以降に感じたことの「わかちあい」から始めます。

からだの「変化」やその間の出来事などからご自身で「感じていること」を振り返る時間です。そして、その「わかちあい」はクライアント様の「今のあり方」を感じる時間でもあります。

通常のセッションでは「概ね1週間から2週間」の間隔でお受け頂くものですが、ご自宅に伺う出張セッションではもう少し長いスパンの中、有難いことにクライアントの皆さんはセッションをとても楽しみにして下さっており、お伝え下さる「言葉」やからだが示す「反応」などからもそれがよく伝わります。

◎セッションの空間
日常を過ごすクライアント様のご自宅にマッサージテーブルを広げた空間は「非日常」や「新たな感覚」があるかも知れませんね。そしてその空間にあの「ボリリン」がいるのですから。それはもう特別な空間となること請け合いです。笑

セッションに必要なものをお借りすることもありますが、臨機応変に対応し、創意工夫が新たな経験に繋がっております。

なお「ご自宅」に伺う場合、クライアント様の暮らしの中にお邪魔させて頂くことを十分に理解し、いつも以上に配慮を重ねつつ、セッションを進めさせて頂いております。

◎セッションの後に
セッション後のからだで感じることの「わかちあい」。

「からだ」や「感覚」の変化の受け取り方はそれぞれの方で違いますが、重力のサポートを得たからだが「今」感じるもの。それをご自身の「言葉」にして伝えることから気づくこと。たくさんありますね。

ボリリンはクライアントの皆さんが感じた「そのまま」の言葉を大切に受け取り、「自分の感覚」に気づくことで「今」を感じとることのサポートをしています。

その「変化」を受け入れるには少し時間が必要なこともありますが、その後に起こる「変化」があることもお伝えします。

◎おわりに
冒頭の背景から始まった「出張セッション」ですが、提供するワークは通常セッションと変わりません。

しかし、よりご自身が安心する空間でセッションを受け、そこでわかちあう時間は皆さんにとってより深い「気づき」に繋がっているように感じます。

そして、その時間のボリリンは皆さんの言葉を「傾聴」します。

時にはご自身の内に秘める「感情」が溢れることも。そんな皆さんの言葉に対して、必要と感じた言葉をおかけております。
(注意:ボリリンはあくまで「ストラクチュラル・インテグレーション」のプラクティショナーとして感じることを伝えています。特別なものではありませんので悪しからずご了承ください。)

◎ワークショップのお知らせ
今回は「出張セッション」の流れをお伝えしましたが、ストラクチュラル・インテグレーションが導く世界をお伝えするにはセッションの限られた時間では足りない部分があります。

そこで、そのお伝えしきれない部分を含め、「愛と笑顔」のボリリンから話を受け取る機会として「BORIRINの日」を設けます。

皆様はこのワークショップから何を受け取って下さいますでしょうか。

初回開催は9/30(土)18:30〜20:30

場所は「BORIRIN HOUSE」にて、5名様限定で開催します。

今後は毎月30日に開催しますが、出張ワークショップもありかもしれませんね。ご要望はボリリンまでご連絡を。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。